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HIV感染の検査は・・・?

HIV検査はどのようにおこなうのでしょうか

HIVに感染しているかどうかを調べたい時は、血液を採取しHIV抗体スクリーニング検査を行ないます。抗体とは、菌やウイルスが体内に侵入すると、それに反応して作られる物質です。
HIVの抗体が 存在していたら 陽性(感染している)、 存在していなかったら 陰性(感染していない)というように 抗体の有無でHIV感染を調べます。

HIV抗体スクリーニング検査を受ける時期

ご存知でしょうか?
HIV抗体スクリーニング検査は、感染の可能性があった日からすぐにできる検査ではありません。なぜなら、HIV抗体が体内にできて検出されるようになるまでに、少し日数がかかるからです。この検査をしても反応が出ない時期をウィンドウ・ピリオドといいます。

HIVに感染すると、通常4週間後くらいから血液中でHIV抗体が検出されるようになりますが、個人差もあり4〜8週間くらいかかる人もいます。上記の内容から、確実に「陰性(−)感染していないこと」を確認したい場合は、もう少し余裕をみて3ヵ月以上経過してから検査を受けることが、国のガイドライン上で示されています。

では 3カ月たたないと検査を受ける意味がないのでしょうか・・・

そのようなことはありません。
感染している場合は4週間後くらいから 「陽性(+)」 と出る可能性があるので、感染の機会から3ヵ月以内であっても検査を受ける意味はあります。
ただし、確実に陰性(−)を確認するには、3ヵ月以上経過してから改めてHIV抗体スクリーニング検査を受ける必要があります。

2段階の検査 〜スクリーニング検査と確認検査〜

HIVに感染していることを確定させるまでには、2段階の検査を行ないます。
それぞれの検査の特徴を活かし、確実な検査結果を出す仕組みになっています。

1段階目のスクリーニング検査は 「陽性(+)の人を逃してはならない」(つまり偽陰性を出さない)という目的を持った検査のため、非常に感度が高くなっており、陽性の可能性がある方までを「陽性(+)/要確認検査」と判定します。

よって、感染の機会から3ヵ月経過後のスクリーニング検査で「陰性(−)」となった人は、感染していないことが確定となります。

スクリーニング検査で「陽性(+)/要確認検査」となった人は、違う検査法を用いた2段階目の確認検査を行い、本当にHIVによる反応であるかどうか確認します。この確認検査でなお「陽性(+)」が出れば感染していることが確定となります。

確認検査でHIVに感染していることがわかったら…

医療機関にて専門医の診療を必ず受けてください。
HIVを体内から完全に排除することはできませんが、治療によって他の慢性疾患と同様、健康を回復したり維持したりすることができるようになっています。まずは、現在の健康状態の把握を行い、今後の健康管理と治療の相談を行なうことが大切です。